story:
お菓子を作り始めるようになってから、たくさんの時間が流れ、
好きなもののカタチがはっきりとしてきたような気がします。
お菓子の種類にしても、作り方にしても、姿勢にしても。
憧れであり、理想は、『普段の生活のようにお菓子をつくる』ことだったなぁ。
本で見る憧れちゃう生活の人や、お仕事の人。
自分の日常の中の一部分になったら・・・・それってすごく素敵なコトじゃない?と
思っていたなぁ~。
今日、お仕事で作らせていただいたガトーショコラと、チーズケーキ。
どっちも、お店の雰囲気に合わせて試行錯誤を繰り返し、今だ未完成(笑)。
今回も、色んなワクワクを込めて作っていました。
同じ材料にこだわるのは、可能性があるから。
作りながら、「やっぱり私はお菓子作りを日常には出来ないな・・」って実感。
も~~~~、ワクワクしてワクワクして、仕方ないからなのです。
この時間、私は旅へ出かけているみたい。
同じ場所を訪れるように、同じお菓子を作っていても、
道を変えてみる?
今日のお天気は?
風は冷たい??
宿はどこにする?
どこへ行ってみようか~?
いつものお店は外せないよね?
でも遠出して、思いきったことしちゃう?
こんな風に、後から後から、いろんなコトを考えてしまうのです。
材料のみんなと一緒に旅にでる。
最後にはみんなで素敵な思い出にしたい。
たま~にふてくされちゃったりして、苦い思い出にもなるけど、それも旅の醍醐味。
はぁ、やっぱりお菓子作りは面白い。
「旅に出る」くらいスペシャルなキモチで、いつもありたい。